帰ってきたのか、訪れているのか
青松です。
2週間近く空きましたが、また三好に帰って(?)まいりました。
帰って…以外の言葉を探しましたが見つからず(笑)
もうどっちがホームとかもうよくわかりませんね。
むしろどちらに行っても「帰ってきた」って言える僕は、
得しているのかもしれません。
今回は土曜日までの短い間の滞在になります。
こういう短い滞在のときに、
駅近に宿泊できる場所があるのは本当にありがたいです。
今回滞在しているのはCocoCrossさん。
カフェ・バーも併設されていて、
夜でも食事・打ち上げには事欠きませんし、
朝は徒歩圏内にコンビニとフレスポ
(スーパーや薬局などが集まるショッピング施設)
もあるので全く困りません。
唐突ですが、
人が生きている間にいける場所には限りがあります。
日本全国津々浦々まで、
もし行けるものなら見てみたい気もしますが、
その前にもっと色々やりたいこともある。
そうなると、本当にちょっとした偶然や、
小さなきっかけで訪れた土地で、たまたま知り合いができて、
拡がって、繋がっていって、大事な場所になる。
今回のプロジェクトは、
この地がたくさんの方とそうやって縁を結んでいくには
どうしたらいいのかを考えるのが目的の一つですが、
え?そんなこと?みたいな小さなことでも、
縁が繋がって繋がって繋がって、
いつか身を結んだりする。
その糸口を、ああでもないこうでもないと議論しています。
全てを設計しきるのは不可能です。
でも、目指す方向さえ同じなら、いろんな取り組みも、
きっと広い目で見て繋がっていく。
予測不可能だからこそ、生きていることは豊かで楽しいのですよね。
なんだかポエミーな話になってしまいましたが、
三好のもっているたくさんの魅力が、
もっと多くの人に届けられたらいいなぁ、と思っています。
今日はMINDEの「およばれ」にて、でお鍋と日本酒をいただきました。
明日の食事は何にしようかな。待ち遠しいです。
[三好旅]祖谷渓、ひの字渓谷。
こんばんは。上原です。
三好旅もいよいよ終盤に差し掛かりました。
フォレストアドベンチャーのあとは一同楽しみにしていた温泉へ向かいます♨
温泉は旅の楽しみのひとつです^^
土地や場所によって湯ざわりや空気感がそれぞれで、
温泉にはいるとその土地だけが持つものを楽しめるような気がします。
そして何より肌がつるつるになるのが嬉しい!
そんなわけでウキウキしながら温泉に向かっていると、
途中で来見さんが「ここはひの字渓谷と呼ばれているところです」と
車を停めてくれました。
このあたりは「祖谷渓」と呼ばれるところで、
深いV字型の谷が雄大な自然を感じさせてくれます。
秋は紅葉で美しく染まるそうです。ぜひ見に来たいなぁ!
というわけで車を降りて、山を眺める。
三好にいるとどんどん山の存在に慣れていきますが、
改めて写真で振り返ると、やっぱりすごい景色です。圧倒されます。
美しさ以上に逞しさを感じます。
そしてそもそもここに道があることも考えてみればすごいこと…。
よく道を作ろうと思ったなぁ〜…。徳島の人もたくましい。
ところで祖谷渓ってどこからどこまでのことをいうのでしょうか?
今度三好に行った時、どなたか教えてください!
[三好旅]フォレストアドベンチャーでジップスライド!
こんばんは。上原です。
プロジェクトチームで三好観光にでかけた際の記事の続きになります。
これまでの三好観光をおさらいしますと、
★丘の棟発→★大歩危遊覧船→★かずら橋→★祖谷美人で昼食
というルートになっております。
美味しいご飯でお腹を満たした後は、
フォレストアドベンチャー祖谷のジップスライドに挑戦!!
実は移住者インタビューの際に
初めてフォレストアドベンチャー祖谷を訪問したのですが、
そこでみたジップスライドに一同(正確には女性陣が)釘付け。
なんて気持ちよさそう!絶対にやってみたい!
ということで、今回のルートに組み込んで初挑戦!
最初はノリノリでしたが、ハーネスをつけて、説明を受けて、
いざ飛び立つ台に出発すると、、、その道程にびびる。。こわい。。
でもここまできたら覚悟を決めて飛ぶのみ!!
飛ぶ前はやばいぞ、と思っていたのですが、
いざ飛んでみると………爽快だー!!気持ちいい〜〜〜!!
ハーネスがしっかり固定されていて、
おしりに体重がかかって安定しているので手も離せますよ〜。
気分爽快!!!最高!!!
ジップスライドだけでなくアドベンチャーコースもあるので、
今度来たときはまるごと楽しみたい!!
ジップスライドが体験できる「ジップトリップコース」は2200円。
フォレストアドベンチャーがまるごと楽しめる
「アドベンチャーコース」は4000円です。(大人の価格です)
フォレストアドベンチャーに来られる方は観光の方が多いかもしれませんが、
地元の方で行ったことがない方はぜひ行ってみてほしいですし、
さらにここはデートにも最適だと思いました!吊橋効果が期待できます 笑
美しい自然と体感したことのない感覚を味わうなら、
ぜひフォレストアドベンチャー祖谷へ^^
移住者さんから気づきを得る
こんばんは。上原です。
三好から横浜に帰ってきて1週間が経ちました。
最初こそ「寂しい…三好ロスかも…」と思っていましたが、
たまりにたまった仕事とその他いろいろの現実がどどっと押し寄せてきて、
寂しいと思う暇もなく必死な毎日になってしまいました。汗
(ちなみにたまりにたまった仕事は私のスケジューリングミスのせいで、
2拠点生活の影響ではありません。。)
そんな毎日ですが、三好に行く前と行った後で
自分の中で変化を感じていることもあります。
それは移住者さんへインタビューをさせていただいて気がついたことです。
お話を伺った方々は、三好でガッツリ仕事をしている方もいれば、
自然に身を委ねてゆったり過ごしている方もいました。
ただ共通しているのは、みなさん自分の指針は自分で決めているということ。
その時感じたことは以前の記事にも書きましたが、
こうありたいと思う方向へ素直に行動する姿が印象的でした。
↓以前書いた記事はこちら
さて、では自分はどうかと言えば…。
フリーランスのデザイナーという立場になって
自分のやりたいことをやれるフィールドに立ったはずなのに、
「〇〇しなきゃ」「〇〇ならこうでないと」「〇〇だからしょうがない」
という考えに縛られて動いていることに気がつきました。汗
とはいえそれぞれ、置かれている立場や身の回りの環境によって、
どうしても自分の向かいたい方向に舵を切れないことは多々あると思います。
(そもそも、何に向かいたいのか見えなかったり分からないことも。)
というかそれがたぶん大多数だと思います。
それでも移住者の方を見ていると、
向かいたい方向に向かうことは不可能ではないんじゃないかと考えさせられます。
叶えたいこと全てを叶えるのは不可能だしキリがないけど、
自分にとって必要なことをもっとシンプル考えられたら削ぎ落とすことは出来るし、
生きることがもっとラクになって、楽しくなるのではないかと。
そう思うと、自分にとって必要なことを見極めて覚悟さえ持てれば
向かいたい方向に向かう方法はきっと何かある、
と前よりもスッと考えられるようになった気がします。
他にもインタビューの中で、
「(以前の生活の中で)自分の生活に『このストレスいるか?』と思った」
「東京は選択肢がありすぎて悩むのでは。だから逆に選べないのでは?」
とおっしゃっている方がいましたが、
自分のことを言い当てられたような気がしてハッとしました。
気がつくことはいろいろありますね。
これらの変化や気付きは、今後もじわじわと染みてきそうです。
さて、次回からは三好滞在を振り返っていろいろ書いていきたいと思います。
とっちらかっているシリーズ系(?)も続きを書かせていただきますので、
今は横浜にいますが、引き続きどうぞよろしくお願いいたします!
いろんな場所で働いてみて
青松です。
横浜に帰って来る前は、「しまった。2週間も三好に滞在してたら、もう都会で暮らせなくなってしまうかも…あのコンクリートジャングルでまた毎日1時間半かけて通勤するなんて不可能かもしれない」などと不安に駆られていました。
でも、2週間ぶりの自宅はやっぱりどこでもない自分の家であり、地元はやっぱりぼくのホームである、そんな当たり前のことを実感。ドアをまたいで玄関の電気をつけた瞬間の安心感。やっぱ、自宅はいいですね。
というわけでホームに戻って改めて、三好でのリモートワーク、数名でのグループ集中ワーク、都内に戻ってオフィスでの仕事と、いろんなシーンで働いてみて感じたことをまとめてみたいと思います。
リモートワークはスピード感がある一方、環境をお互い整える必要がある
今回の三好市のプロジェクトには、弊社コンセントのメンバーが総勢8名ほどかかわっています。みんな様々なプロジェクトを抱えており、三好にいながらもいろんな連絡がどんどん飛んできます。本社とリモートでミーティングに参加したり、電話やチャットツールで様々な連絡を取り合ったり。社内では日常的にチャットツール(MicrosoftのTeamsを使用)でコミュニケーションをとっており、三好にいても本社にいるメンバーとのやりとり自体はさほど普段と変わらない感覚でした。ただ、どうしてもテキストでのコミュニケーションでは限界を感じたり、リモートならではの障害を感じたりも。
- テキストでは言葉の背景にあるニュアンスが伝わり辛く、やや冷たい印象のコミュニケーションになる
- 相手の様子がわからないまま一方的に語りかけてしまうので、お互い集中を途切らせてしまうことがある
- ワイファイが弱いと、通話が途切れてしまい会話が成り立たない
- 特に複数人でのオンラインミーティングの場合、会話に入るタイミングがつかめず議論に参加しづらい
最近社内でもリモートを推奨する流れはあり、会議室にモニター、マイク、カメラを設置したりなど色々整ってきてはいるものの、むこうにリモート会議の準備労力を強いてしまうという側面もあって、申し訳ないと思うこともしばしば。
このあたりはしっかりとお互いの状況を理解して、助け合って運用できるような意識も必要だなと感じました。
グループでの集中合宿は効率的
一時は丘の棟に10名が宿泊している状況に。かなりストレスフルになるんじゃないかとか、お互いの生活リズムに気を遣い合うのは大丈夫かとか、いろんな心配がありました。ただ、実際やってみると、とくにワークショップ前は、時間を決めて全員で分担しながら作業を進めつつ、頃合いになると全員すぐに集まって議論をスタート。その場ですぐにやることを分担して、すぐにそれぞれ取り掛かる、みたいな動きがスムーズにでき、普段それぞれのプロジェクトを掛け持ちしながら社内でバラバラに動いていたメンバーが一気に一つのことに向かって集中する時間をつくれたのは良いことでした。
- 意思疎通が容易にできる
- 互いの状況がわかった上でコミュニケーションがとれる
- チーム意識が上がる
- 打ち上げもしやすい!
お互い仕事で来ているので、案外いっしょにいても気を遣わなくて良いのが楽だった、という声も聞かれました。同じ釜の飯を食う、はベタですが良いチームをつくる秘訣なんじゃないかと思いました。
東京本社でいろんな人とすれ違える幸せ
ぼく個人はそこまで(?)雑談が多い方ではないですが、恵比寿の本社には150名近い同僚がおり、プロジェクトで関わっている人もいない人も、働いているといろんな人とすれ違います。トイレから戻る時の何気ないやりとりだったり、あまり会話していなかった人にばったり会ったり。少ない人数で、限られた時間濃い時間を過ごすのもいいですし、こうして常にいろんな人に話しかけられる状態もいいもんだなと、改めて思ったのでした。
PCと通信さえできれば仕事はどこでもできる、っちゃできるんですが、場所によって最適な仕事の内容ややり方はやっぱり色々あるわけですよね。今自分がやっていること、やりたいことはどこでやるのが一番いいんだろう?生活とのバランスもあるし、いろんな要素を絡めて今自分がいるべき場所を考えられると、場所が自由になるだけじゃなく、より良い結果の出る働き方ができるのかもしれないと思ったのでした。
じわじわ…
上原です。
じわじわ三好ロス。
とりあえず今日の夜ごはんはすだちうどんです。
台風から逃げるように関東へ
青松です。昨日の晩に自宅のある横浜に家族で帰ってきました。
ちょうど台風が迫っているところで、
色々まわりの方も心配してくださっていたのですが、
まだ足が遅かったようで、特に交通機関も支障なく、
無事帰宅することができました。
このブログを書いている今、
横浜のほうではだんだんと風雨が強くなってきて、
窓をうつ雨音も激しくなってきました。
ヤフーで調べてみただけですが、
ちょうど四国全体が暴風域に入っていたようですね。。。
とくに山間部の方の安否が心配です。
先の西日本の台風でも、避難地域が出たと聞いています。
地元の方の中には、
「三好は大きな自然災害がないのが良い」
とおっしゃっている方もいらっしゃいました。
噴火がすくなく、岩盤が強固で地震に強く、
山が切り立って迫っているので、
風雨もそこまで激しくならないとのこと。
ただ、ここまで急峻なところに建物が建っているし、
吉野川は日本三大暴れ川の一つと言われるくらいの
激しい流れ。。。激しく増水することもあるとのことなので、
ほんとうに、少しでも危ないと思ったら
より安全なところに避難していただきたいです。
四国は台風が来ると、瀬戸大橋や大鳴門橋などの
本州と繋がる橋が通行止めになることがあるそうで、
四国と本州の出入りが多い人はなかなか大変ですね。
豊かな自然は、平穏時は本当に魅力的ですが、
こういう災害時には一気に危険な場所になるのを感じます。
じゃあ都市に住んでいたら安心かといえば、
地盤沈下や、インフラが集中しているがゆえの機能麻痺など、
また違うリスクを持っています。
どんな土地で、どんな生き方をするかを選択するとき、
安全な日常だけではなく、こういった非常時のことも
しっかり考えないといけないですよね。
とにかく、台風の影響下にあるみなさんが、
無事でありますように。