大歩危のお茶でほっとひと息
こんばんは。コンテンツディレクターの小田です。
東京ではインフルエンザや風邪が大流行しております。
プロジェクトの制作も大詰め。
ここは、あったかいものをしっかり食べて、しっかり飲んで、
体調管理は万全にしたい! と言いつつ、私も先週から風邪をひいております。。。
非常に個人的な話になりますが、昨年の猛暑に負けて、
仕事中にペットボトル飲料を何本も買うのが煩わしくなってしまい、
昨年から「マイ水筒を持ち歩く派」になりました。
保温性があるので、いつでも冷た~い、あったか~い、
飲み物が楽しめて重宝しています。
こないだ三好へ出張した際、
名物スーパーである歩危マートさんに取材に伺いました。
歩危マート(ボケマート)公式サイト 店舗案内 旅人のおもてなし
取材の話はまた追々、別の記事でお伝えするとして、、、
取材終了後、スタッフみな個人的なお楽しみとして、各自お土産を購入しました。
マイ水筒派の私は、使いやすそうなティーパックのお茶を発見して
2種類、自分へのお土産として購入。
前はカフェイン強めの濃いコーヒーや紅茶が大好きだったのですが、
体質や好みが変わったのか、刺激少なめのお茶のほうが好みになった私には、
ぴったりのやさしいお味でした。
苦味や渋さが少なくて、朝も昼も夜も飲みやすく、食事にも合います。
そして何より、東京のオフィスでパソコンとにらめっこしているときに飲むと、
三好のゆったりとした緑を思い出して、ホーーーッとするのです。
気持ちが切り替わったり、カーッとヒートアップした頭が落ち着いて、
「よしがんばろう」という気持ちになれます。
いちにちをゆったり乗り切るための願掛けとして、
このティーパックを水筒に入れるのが習慣になったおかげで
あーーー!!もうあとちょっとしか残ってないーーー!!!
と思ったらさすが、WEBからも購入できますね、曲風園さん。
プロジェクトを最後まで元気に乗り切るために、早速購入しますー。
メンバーの分も買っちゃおうかな。
<私が買ったお茶はコチラ>
■歩危番茶
■大歩危和紅茶
三好らしさを味わうなら、まずは歩危番茶がおすすめです!
千年ものがたり列車と大歩危駅
こんにちは。荒尾です。
先週、新年になってはじめて三好市へ。
去年の8月はじめて三好市を訪れてから、
8往復目になりました。
着いたのは大歩危駅。
ちょうど、観光列車の「四国まんなか千年ものがたり」が
この駅から出発するところでした。
この列車は、徳島県の大歩危駅と香川県の多度津駅を1日1往復する観光列車で、
旬のお料理が食べられたり、1号車・2号車・3号車のそれぞれの
インテリアのテーマも異なるそう。ぜひ、一度乗ってみたい。
大歩危駅では、
ホラ貝吹き隊のみなさんが、この列車をお見送り。
澄んだ空と渓谷に響く、ホラ貝の音が
非常に気持ちいい瞬間でした。
ここに来ると空気が美味しくて、
人があたたかく迎えてくれる。
実は、8往復もする中で徐々に発見が。
何度も帰る“ふるさと”のような拠点をつくることで、
生活のバランスがとりやすくなった、ということ。
私は、実家も祖父母もみな東京出身なので、
何度も帰る“ふるさと”という感覚が、ずっと分からずにいました。
旅行好きでもあるので、なるべく多くの場所に訪れたい、
という気持ちから、同じ場所に何度も訪れるなんて、
考えたこともなかった。
縁があって三好市と自宅の横浜市を往復することになって、
8往復もすると「今日ちょっと三好行って来る」感覚に。
ヘタしたら、電車一本で渋谷に行くよりも、
心理的に近い距離になっていることに驚いています。
そして、三好市に来ると、
「仕事はおいといて、はよご飯食べな!」と言ってくれるおばちゃんや、
「都会のストレスは不要なもん」と言う移住者の方々など。
普段の考え方や常識が、小さく思えてくる。
アレックス・カー『美しき日本の残像』
2019年になって初めてのブログ更新。
大変遅ればせながら…… 三好のみなさま、読者のみなさま、
本年もコンセント一同をどうぞよろしくお願いいたします!
きょうあすの2日間は、アートディレクターの荒尾とライターさん、
カメラマンさんとで、1月分の取材・撮影に臨みます。
今年度(3月までの2018年度)では、これがラストのロケ。
私たちが現在制作している、あんなもの、こんなもののお披露目は、
3月を予定しております。いよいよここまで来ました……!
お披露目までもう少しだけ、お待ちくださいませ!
品川から岡山までの新幹線車内では、
年末年始に拝読したアレックス・カーさんの著書
『美しき日本の残像』を振り返りで確認しました。
- 作者: アレックス・カー
- 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
- 発売日: 2000/09/14
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そう、今回のロケではついに、
祖谷という土地の暮らしに魅了され、
茅葺き民家の『ちいおり庵』を再生した東洋文化研究家、
アレックス・カーさんに会いに行くのです。
『美しき日本の残像』には、アレックスさんの日本に対する愛情と
憂いがまっすぐな言葉で表現されています。
阿波弁がわからず戸惑ったり、裸で淵を泳いだり、
アメリカで日本を思いながらインスタントラーメンをすすったり……
時にはこんなにキュートな描写もあって、
読後はすっかりアレックスさんとお会いした気になるほど、
親近感がわいてしましました。
本の冒頭には坂東玉三郎さん、あとがきには司馬遼太郎さんが寄稿しており、
その交友の広さにも驚きます。
さて、どんなお話が伺えるでしょうか。
快晴の瀬戸大橋。もうすぐ三好に到着です。
年の瀬に
こんにちは、ヤスヨです。
9月のワークショップ以来ご無沙汰の方も多いですが、
私も恵比寿で仕事していますよ。
前にも書きましたが、高知出身の夫の母の故郷が東みよし町です。
今も親戚が住んでいます。
毎年お正月とお盆は高知に帰省している我が家ですが、
せっかくなので東みよし町のおばちゃんとこに寄って、
暮れの三好の様子など見てから高知に帰ろうか、
という話になりまして。
昨晩10時半に車で東京を出て東名高速道路に乗り、
途中多少の雪にハラハラしつつも
今朝10時には吉野川サービスエリアに降りました。
親戚のおばちゃんちでお茶飲んでから、
さて家族にも私たちがワークショップをやった
真鍋家MINDEの周辺を案内しなくては!
年末年始の休業に入っていましたが、
凛々しい外観は相変わらずです。
娘は「サラダ」という地名にびっくり!
せっかくなので、お店を開けていた酒屋でお酒を買いました。
しまった!例の甘いものを買い忘れた!と思ったら
おばちゃんからもらったお土産にちゃんと入ってました。
三好 *1 阿波徳島の銘菓「ぶどうまんじゅう」。
池田から高知に向かう道すがら、
まるで粉砂糖のように山にふり注いだ雪を見ました。
大雪でなくて本当によかったです。
雪だったらとても12時間では着かなかったでしょう。
さて今は、高知の実家で日本酒を開けてのんびりしています。
今年の初めには、まさか仕事で三好に関わるなんて
思いもよらなかったですが、
たいへんに良いご縁に恵まれ充実した年となりました。
来年も良い年になりますように。
みなさまどうぞよろしくお願いします。
*1:※訂正:投稿後ご指摘をいただいて、三好→阿波徳島 に修正しました
仕事が楽しい、と思えたこと
こんにちは。上原です。
年の瀬が迫り、みなさま何かと忙しい年末かと思います。
どうして年末というだけで忙しいんだろう?と思いますが、今年のことは今年のうちに、と思うと自然とやることが増えるのだろうなぁ…と諦めの境地です。
三好チームも、先日仕事納めを迎えました。
来年もやることは盛りだくさんですが、ひとまず今年の仕事は終了。
そのあと庶務のやりとりをしていた時、メンバーがひとこと。
「うそいつわりなく、こないだの出張が今年一番楽しかった思い出です」
そんな連絡をくれました。今年一番なんて…!なぜか勝手に嬉しい気持ち!
考えてみれば私も、今年一番楽しかった思い出は三好のこと。
特に丘の棟でチーム合宿をしたことが印象深いです。
楽しいというは、仕事が楽という意味ではなく、充実しているという意味が近いと思います。
もちろん楽しい以上に大変さもありますが、でも、やっぱり楽しかったです。
個人的には新卒から10年間、この仕事に向いていないのでは、と思い続けて仕事をしてきました。(いきなり暗い w)
周りの才能ある人、楽しそうに仕事をしている人をみると、自分はこれぐらいしかできないのかと思えてしょうがなくてですね。(さらに暗く言い訳がましい w)
なので仕事は『楽しい』よりも『苦しい』ほうが強かったんです。
そんな私が、今年一年を振り返って楽しいと思ったことが仕事に関わることだった…そのことに今、私自身が一番衝撃を受けています。
これまでと何が変わったのだろうと思っても明確に言葉にできる自信がないのですが、
ひとつ気づいたのは、人と比べるモノサシよりも、自分の好きのモノサシの尺が長くなったということなのかもしれない、ということです。
そのきっかけってなんだったのだろうと思うと、三好に住むみなさんにそれぞれの生き方を聞いたことで、自分の考え方が徐々に変化したということだったのではないかと思っています。
人と比べない生き方をしている。自分がやりたいと思ったことをやっている。三好で出会った人、取材をさせていただいた人は、本当にそんな人ばかりでした。
移住をしているとか、昔からこの土地に住んでいるとか、それら全て関係なくて、自分の立場に言い訳せずにやることをやりながら楽しんでいる。
そんな人たちが醸し出す空気や発する言葉には、人を変える力があるのかもしれません。
そしてそれは特別な人のことではなく、どんな人も持ち得ている力だということも感じました。
おためし二拠点生活で人生の何かが変わるんだろうか?と最初は思っていましたが、少しづつ何かが変わっているかもしれないと思う今日この頃です。
そんなわけで、来年も三好でたくさんの人に出会い、楽しいと思える仕事をしていけたらと思っています!
ちなみに三好にもっとも最多で行っているであろうメンバーは、
「ちょっと渋谷に行ってくると、ちょっと三好に行ってくるが同じ感覚になってる」
というスゴイことをつぶやいていました 笑
そんなわけで、来年もどうぞよろしくお願いいたします!
危うくレンタカー難民
こんにちは、青松です。
先日香川のうどん・温泉めぐりをレポートしたわけですが、
移動のためのレンタカーでちょっと一苦労。
実は、阿波池田駅の駅レンタカーが
10月末をもって営業終了していたのです…涙
9月の滞在時は、FITなどの小さい車は「みよしレンタカー」さん、
大きなワゴンタイプはこの「駅レンタカー」を併用していたので、
今回もぜひ!と意気込んでウェブで検索したものの…
なんか、ページがない…
おかしいなと思い、駅レンタカーの総合窓口に電話してみたら、
営業終了が発覚。
がーん。。。
三好市には私の調べた範囲ではレンタカー屋さんがほとんどなく、
ゲストハウスなどの宿泊施設で提供しているものはいくつかあるくらい…
今回はなんとかとなり町の「東みよし町」のレンタカー屋さん、
「みかもレンタカー」さんにお世話になりました。
またしても車問題。。。
一時的な観光でも長期的な滞在でも、
四国の「まんなか」の立地を活かすには足の確保は急務!
と思うのですが、事業者さんが現れないのをみると、
なかなかやっていくのも厳しいのですかね…
山間部のお年寄りも車移動が主になっていると思いますし、
MaaSは都市のためじゃなく地方でこそいきる!
という意気込みをもった事業者さん現れないでしょうか。
固い豆腐、団欒ごはん、祖谷の食文化に触れる
こんにちは。青松です。
取材二日目の12/14金曜日、
この日は三好(祖谷地域)の食文化に
触れる一日でした。
朝、東祖谷で「縄で縛れる固いお豆腐」をつくっている
栗枝豆腐こんにゃく店へ。
正直、最初市役所の方に「硬くて有名な豆腐屋さん」と
聞いていたときは、へえーそんな豆腐もあるんだな、
くらいに思っていたのですが、行ってみたら全員、
この固いお豆腐のファンになってしまいました…
詳細はこれから公開されるウェブサイトの記事にしていきますが、
昔冷蔵庫すらなかった時代に、近隣で獲れた大豆をふんだんに使って、
日持ちさせるために水分をよく絞り、自然と硬くなっていったお豆腐。
出来立てに醤油を垂らすだけで、幸せが口にほとばしる!
お店に直接買いに行けば、買ったお豆腐をその場で食べることも
できるそうなので、ぜひおススメです。
さらに次に向かったのは、その固いお豆腐を
料理して提供されているという、つづき商店へ。
大きな囲炉裏を囲んでお鍋をつつきながら、煮物、てんぷら、おひたし、
地のものをあの手この手で美味しくした料理を
年末に集まった親族よろしく、皆で囲んで頂きました。
食事の美味しさもさることながら、ざっくりよそった手料理の皿を、
みんなで回しながらワイワイ食べるという体験が、
地元では当たり前かもしれませんが、
都会ではなかなか味わえない特別な体験です。
行かれる方は要予約!
普段は御膳での提供とのことでしたが、
団体さんで事前にお願いすると、
囲炉裏を囲んで大皿での提供もしていただけるかも?
さらにここの店主の都築麗子さん、
祖谷の粉ひき節の歌い手さんでもあり、
食後の「デザート」は麗子さんの粉引き節を生で聞かせていただきました!
古式祖谷そばを伝承する麗子さん。
昔そばの粉を皆で集まって引くときに、
手持ち無沙汰から皆で口ずさむものとして歌われてきた「粉ひき節」を
披露してくださいました。
小さな体からは想像できないよく通る声に、感動!!
その後の歌詞の解説をきいてさらに当時の生活の苦労がしのばれ、
ジーンとしました(語彙が少なくてすみません…)
麗子さんの「粉ひき節」、yutubeにも実は上がっているようですが、
行ける方はぜひ生歌を、料理とともに堪能してもらいたいです。
そば打ち体験、かずら工芸体験もやっているそうなので、
次はぜひ行ってみたい!
祖谷めんめ塾 古式そば かずら工芸 体験 都築麗子 祖谷自慢そば 古式そば打ち体験塾物語
食文化はその地域の積み重ねた年月が現れる、
貴重な資源、強力なコンテンツだー!
と肌で感じた一日、なのでした。