アレックス・カー『美しき日本の残像』
コンテンツディレクターの小田です。
2019年になって初めてのブログ更新。
大変遅ればせながら…… 三好のみなさま、読者のみなさま、
本年もコンセント一同をどうぞよろしくお願いいたします!
きょうあすの2日間は、アートディレクターの荒尾とライターさん、
カメラマンさんとで、1月分の取材・撮影に臨みます。
今年度(3月までの2018年度)では、これがラストのロケ。
私たちが現在制作している、あんなもの、こんなもののお披露目は、
3月を予定しております。いよいよここまで来ました……!
お披露目までもう少しだけ、お待ちくださいませ!
品川から岡山までの新幹線車内では、
年末年始に拝読したアレックス・カーさんの著書
『美しき日本の残像』を振り返りで確認しました。
- 作者: アレックス・カー
- 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
- 発売日: 2000/09/14
- メディア: 文庫
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そう、今回のロケではついに、
祖谷という土地の暮らしに魅了され、
茅葺き民家の『ちいおり庵』を再生した東洋文化研究家、
アレックス・カーさんに会いに行くのです。
『美しき日本の残像』には、アレックスさんの日本に対する愛情と
憂いがまっすぐな言葉で表現されています。
阿波弁がわからず戸惑ったり、裸で淵を泳いだり、
アメリカで日本を思いながらインスタントラーメンをすすったり……
時にはこんなにキュートな描写もあって、
読後はすっかりアレックスさんとお会いした気になるほど、
親近感がわいてしましました。
本の冒頭には坂東玉三郎さん、あとがきには司馬遼太郎さんが寄稿しており、
その交友の広さにも驚きます。
さて、どんなお話が伺えるでしょうか。
快晴の瀬戸大橋。もうすぐ三好に到着です。