只今おためし2拠点生活中 in 徳島県三好市

ひょんなことから始まったお試し2拠点生活を、入れ替わり立ち代わりプロジェクトメンバーが赤裸々レポート。

アレックス・カー『美しき日本の残像』

コンテンツディレクターの小田です。

2019年になって初めてのブログ更新。

 

大変遅ればせながら…… 三好のみなさま、読者のみなさま、

本年もコンセント一同をどうぞよろしくお願いいたします!

 

きょうあすの2日間は、アートディレクターの荒尾とライターさん、

カメラマンさんとで、1月分の取材・撮影に臨みます。

今年度(3月までの2018年度)では、これがラストのロケ。

 

私たちが現在制作している、あんなもの、こんなもののお披露目は、

3月を予定しております。いよいよここまで来ました……!

お披露目までもう少しだけ、お待ちくださいませ!

 

品川から岡山までの新幹線車内では、

年末年始に拝読したアレックス・カーさんの著書

『美しき日本の残像』を振り返りで確認しました。

美しき日本の残像 (朝日文庫)

美しき日本の残像 (朝日文庫)

そう、今回のロケではついに、

祖谷という土地の暮らしに魅了され、

茅葺き民家の『ちいおり庵』を再生した東洋文化研究家、

アレックス・カーさんに会いに行くのです。

 

chiiori.org

 

『美しき日本の残像』には、アレックスさんの日本に対する愛情と

憂いがまっすぐな言葉で表現されています。

阿波弁がわからず戸惑ったり、裸で淵を泳いだり、

アメリカで日本を思いながらインスタントラーメンをすすったり……

 

時にはこんなにキュートな描写もあって、

 読後はすっかりアレックスさんとお会いした気になるほど、

親近感がわいてしましました。

 

本の冒頭には坂東玉三郎さん、あとがきには司馬遼太郎さんが寄稿しており、

その交友の広さにも驚きます。

 

さて、どんなお話が伺えるでしょうか。
快晴の瀬戸大橋。もうすぐ三好に到着です。

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