国営公園について考える
おはようございます。上原です。
昨日の香川旅行でまんのう公園に行きましたが、
恥ずかしながらそこで初めて『国営公園』という存在を知りました。
日本全国に17箇所あります。
都内近郊だと立川にある昭和記念公園が近い、なんて言っていましたが、
全国の国営公園はこちらから確認できます。
ちなみに似た名前のもので、日本には他に「国立公園」「国定公園」があります。
何が違うかを簡単に説明すると、
「国立公園」は自然公園法に基づき環境大臣が指定し、国が管理する自然公園です。
「国定公園」は自然公園法に基づき環境大臣が指定し、都道府県が管理する自然公園です。
「国営公園」は都市公園法の要件を満たす都市公園で、国土交通省大臣が設置して国が管理します。
とのことです。こちらを引用させていただきました。
● 知らなかった!「国立公園」と「国定公園」と「国営公園」 の違い | スッキリ
私の周りの身近な国営公園といえば東京・立川の昭和記念公園で、
通っていた大学から割と近くにあったのですが、
正直、ちょっとした時に行く、近くの広い公園くらいの立ち位置でした。
そのくらい身近というか、庶民的というか、当たり前というか…。
でも国営公園は市民へのレクリエーションの提供だけでなく、
すごく大事な役割を担っているんですね。
入場者は広い目で見れば年々増加しているようですが、
うーん、、入園料の見直しか〜〜。。。
● 国営公園12ヵ所で入園料見直し~国交省、4月から施行実施
確かに遊びに行く場所の選択肢が増えた現代、
観光にきてわざわざ国営公園に行くわけでもなく、
かと言って近所の人(特に若い人やファミリー層)が
わざわざお金を出して行くのも機会としては多くないだろうし、
これまでと同じ運営では来場する人が減ってしまうことは予測されることです。
入園料が減ってしまえば運営が厳しくなることもしかり。
名前が似ている存在の国立公園はその名前だけで観光地として成立していますし、
国定公園は「公園」という名前でなく
景勝地として認知されているのでこちらも観光地として成立します。
しかし、国営公園は観光地とは言い難い。
地域に馴染みすぎて外から人を呼べる要素が少ないのです。
つまり「わざわざここでしか体験できない感」が少ない。
正直、行ってみてすごく良いところだったなとは思いますが、
観光に来てわざわざ行くかと言われれば他のところに行くだろうなと。
こんなに設備も整っていて景色も美しいのに、もったいないと改めて思う。。
でもそれは逆に言えば、大きなポテンシャルを持っているということでもあります。
国営公園が作られた当初の対象者は地域の利用者でしたが、
今後外から人を呼び込むことが出来れば、新たな観光スポットになる可能性もある。
こういう場所、知らないだけで各地にあるんだろうな。
見せ方、やり方を変えればもっともっと人を呼び込む場所は作れると思います。
そういう場所の力になる仕事もできたらなと思います。
まんのう公園の魅力は紹介しきれていないのが悔しいな〜。
私の中でまんのう公園は、香川にある北海道。自然に癒やされます。
しかも子どもは思いっきり遊べるし、体験もできるし、水辺で遊べるし、
虫取りもできるし(虫を園外に持ち出すのはだめです)、
キャンプもできるし、ドックランもあります。
また絶対行きます!