只今おためし2拠点生活中 in 徳島県三好市

ひょんなことから始まったお試し2拠点生活を、入れ替わり立ち代わりプロジェクトメンバーが赤裸々レポート。

いろんな場所で働いてみて

青松です。

 

横浜に帰って来る前は、「しまった。2週間も三好に滞在してたら、もう都会で暮らせなくなってしまうかもあのコンクリートジャングルでまた毎日1時間半かけて通勤するなんて不可能かもしれない」などと不安に駆られていました。

でも、2週間ぶりの自宅はやっぱりどこでもない自分の家であり、地元はやっぱりぼくのホームである、そんな当たり前のことを実感。ドアをまたいで玄関の電気をつけた瞬間の安心感。やっぱ、自宅はいいですね。

 

というわけでホームに戻って改めて、三好でのリモートワーク、数名でのグループ集中ワーク、都内に戻ってオフィスでの仕事と、いろんなシーンで働いてみて感じたことをまとめてみたいと思います。

 

リモートワークはスピード感がある一方、環境をお互い整える必要がある

今回の三好市のプロジェクトには、弊社コンセントのメンバーが総勢8名ほどかかわっています。みんな様々なプロジェクトを抱えており、三好にいながらもいろんな連絡がどんどん飛んできます。本社とリモートでミーティングに参加したり、電話やチャットツールで様々な連絡を取り合ったり。社内では日常的にチャットツール(MicrosoftTeamsを使用)でコミュニケーションをとっており、三好にいても本社にいるメンバーとのやりとり自体はさほど普段と変わらない感覚でした。ただ、どうしてもテキストでのコミュニケーションでは限界を感じたり、リモートならではの障害を感じたりも。

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本社と三好とでリモート会議中
  • テキストでは言葉の背景にあるニュアンスが伝わり辛く、やや冷たい印象のコミュニケーションになる
  • 相手の様子がわからないまま一方的に語りかけてしまうので、お互い集中を途切らせてしまうことがある
  • ワイファイが弱いと、通話が途切れてしまい会話が成り立たない
  • 特に複数人でのオンラインミーティングの場合、会話に入るタイミングがつかめず議論に参加しづらい

最近社内でもリモートを推奨する流れはあり、会議室にモニター、マイク、カメラを設置したりなど色々整ってきてはいるものの、むこうにリモート会議の準備労力を強いてしまうという側面もあって、申し訳ないと思うこともしばしば。

このあたりはしっかりとお互いの状況を理解して、助け合って運用できるような意識も必要だなと感じました。

 

グループでの集中合宿は効率的

一時は丘の棟に10名が宿泊している状況に。かなりストレスフルになるんじゃないかとか、お互いの生活リズムに気を遣い合うのは大丈夫かとか、いろんな心配がありました。ただ、実際やってみると、とくにワークショップ前は、時間を決めて全員で分担しながら作業を進めつつ、頃合いになると全員すぐに集まって議論をスタート。その場ですぐにやることを分担して、すぐにそれぞれ取り掛かる、みたいな動きがスムーズにでき、普段それぞれのプロジェクトを掛け持ちしながら社内でバラバラに動いていたメンバーが一気に一つのことに向かって集中する時間をつくれたのは良いことでした。

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  • 意思疎通が容易にできる
  • 互いの状況がわかった上でコミュニケーションがとれる
  • チーム意識が上がる
  • 打ち上げもしやすい!

お互い仕事で来ているので、案外いっしょにいても気を遣わなくて良いのが楽だった、という声も聞かれました。同じ釜の飯を食う、はベタですが良いチームをつくる秘訣なんじゃないかと思いました。

 

東京本社でいろんな人とすれ違える幸せ

ぼく個人はそこまで(?)雑談が多い方ではないですが、恵比寿の本社には150名近い同僚がおり、プロジェクトで関わっている人もいない人も、働いているといろんな人とすれ違います。トイレから戻る時の何気ないやりとりだったり、あまり会話していなかった人にばったり会ったり。少ない人数で、限られた時間濃い時間を過ごすのもいいですし、こうして常にいろんな人に話しかけられる状態もいいもんだなと、改めて思ったのでした。

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うっかり服装がかぶると社内にすぐ晒される文化(ぼくの笑顔がなんか怖い)

 


PCと通信さえできれば仕事はどこでもできる、っちゃできるんですが、場所によって最適な仕事の内容ややり方はやっぱり色々あるわけですよね。今自分がやっていること、やりたいことはどこでやるのが一番いいんだろう?生活とのバランスもあるし、いろんな要素を絡めて今自分がいるべき場所を考えられると、場所が自由になるだけじゃなく、より良い結果の出る働き方ができるのかもしれないと思ったのでした。