秘境駅!
こんにちは。青松です。
9月ぶりの、家族連れての滞在も今日で終わり。
今日は朝から荷造りに追われつつ、
バタバタと阿波池田を後にしました。
今回は子供達の自由な時間もあまりなかったので、
帰りは香川県の国営讃岐まんのう公園へ寄ります。
阿波池田駅から琴平駅までは、
いつも岡山から来るときは乗らない、土讃線の普通列車。
一車両しかないこじんまりした車両ですが、
どこか味がありますね~
しばらく乗っていると山間の駅で突然、
「15分ほど停車します。」のアナウンス。
東京で山手線に乗っている感覚からは考えられないですが(笑)
なんだか乗ってるこちらものんびりした気持ちになっているので、
むしろワクワク、とりあえず降りて駅を散策することに。
さて、停車した駅はJR坪尻駅。
つい先日スタンプ盗難の悲しいニュースもありましたが、
四国には二つしかないスイッチバック式の駅だそうで、
※スイッチバック、は知らない人はググってくださいね。正確な説明じゃないかもしれませんが、通常の線路から分岐して入る駅で、出るときも分岐までバックして戻る駅、だと思います
周囲は山に囲まれていて、
ここから乗る人がいるのか…と、つい思ってしまいます。
阿波池田駅周辺は、朝の気温が低かったからか
雲がぐっと下がってきていて幻想的でしたが、
トンネルを抜けてたどり着いた坪尻駅は綺麗な青空。
降りてみたらどんな感じかなと思ったら…
こんな感じ。や、山です!
見知らぬ土地の駅や電車って、
車窓も、車両も、体験が常に新鮮で、
楽しい気持ちになるのが個人的には好きです。
四国はいろんな線が走ってそうなので、
時間ができたらローカル線の旅、
なんてのも良いかもしれないな〜と思いました。
枠からはみ出す取材の方法
こんにちは。コンテンツディレクターの小田です。
先週、2日間にわたる12月の取材・撮影が無事終了しました。
お天気にも恵まれ、とても順調に進行することができました。
これも役場のみなさまはじめ、三好市のみなさまのご協力、
パートナーであるカメラマンさん、アシスタントさん、ライターさん、
プロジェクトメンバーひとりひとりの入念な準備があってこそ。
私たちは本当に人に恵まれて仕事ができているなあと実感しました。
外から見てどんなにかっこいいデザインができたとしても、
中身の読み物がおもしろくなければ、
読み手の記憶に残る体験を提供することはできません。
私たちは12月の取材に備えてこの2ヶ月間、さまざまな準備を行ってきました。
既に世の中にある「“人”が魅力的に見えるコンテンツ」を
プロジェクトメンバー間で共有し合って、
それがなぜ魅力的に見えているのかを分析したり。
分析した結果、このプロジェクトでやりたいこと、やる必要があること、
やらないこと、やる必要がないことを決めたり。
(意外とこの「やらないこと」「やる必要がないこと」が重要だったりする)
徹底的に議論し続けることによって、
いま制作しているもののコンセプト、編集方針、名前を決めることができました。
(早くお披露目したいです……!お楽しみに!)
今回、いちばん難しいかなと心配していたのが、取材の進め方。
準備が大切とはいえ、肩肘はって話を聞きに行ってしまっては、
三好のみなさまの自然体の魅力を伝えることができないのではないか……。
かといって準備が足りない状態でお邪魔しては、
想定外のことが起こったときに対処できず、ご迷惑をかけてしまう。
記事にするには十分でない内容しか聞くことができなくないのではないか……。
そういう心配が残っているときに私自身が心がけていることは、
- 記事で、どんなひとが読み手で、その読み手にどういう変化を与えたいのかを
プロジェクトメンバー全員でしっかり共有し合うこと。
- 想定される原稿のテーマと展開案は、何パターンか考えておくこと。
このふたつの準備は入念に行うとしても、この準備の枠に記事がおさまってしまったら、それはそれでつまらないので、取材の現場で「この枠をいったん壊す」ことを行います。
例えば、
- 取材の中で気になったキーワードを深掘りして、
ご本人が今まで考えたことなかったことを口にしてもらえるようにする。
- あえて話を脱線させるために、ざっくばらんに雑談をはさむことも。
場の空気も和むし、考えずに言葉にすることに重みがあったり、
ありのままの日常があったりする。その場の楽しさはダイレクトに表れる!
- うかがった話を「ってことは」「そうすると」「まとめると」などの言葉で、
聞き手である自分がどう思って、どう感じたのかを整理してお伝えすることで、
認識が合っているかを確認する。違っていれば遠慮なく否定してもらう。
そうすることで、うかがった話が、2歩も、3歩も、飛躍できる。
- 取材が終わった後に、気になったことを、気軽に聞いてみる。
このタイミングで聞けた内容に、新たな発見があることが多い。気軽に粘る!
などなど。どんどん枠からはみだして、ありのままの魅力を存分に引き出します。
三好のみなさまは、私たちをあたたかく歓迎してくれて、
すんなりと受け入れてくださったので、これらがスムーズに進み、
取材も撮影も大成功できたのだと思います。
今は、みなさまと過ごした楽しい取材の時間を、
文章にして、デザインにして、かたちにして、誰かに届けたくてうずうずしています。
一年の最後にこのような取材ができたこと、とてもうれしく思います!
ご協力いただいたみなさま、この場をお借りして感謝申し上げます。
【香川旅2】締めくくり・仏生山温泉
うどんの後は、温泉で締めくくり♨️
仏生山温泉天平湯でのんびり過ごしました。ここは会社の旅好きの先輩におすすめいただいた温泉です。
館内は洗練されていて現代的。白を基調にした空間は、天井が高くて開放感があります。そこにごろりと寝そべることができる座敷もあって、居心地抜群です。
写真には写っていませんが、さらに奥には大きなテレビもありました。
入り口には子どもに嬉しい気づかいも。
そしていよいよお楽しみの湯船へ!
泉質は、美人の湯と言われている重曹泉だそうです。肌当たりがよく、とろりと感じるような感触。塩分も含んでいますが、肌の弱い青松でも大丈夫とのことでした。このお湯は本当に気持ちがよく、いつまでも浸かっていたいという気持ちになります。。
お風呂から出た後には読書を楽しむこともできます。
こんなに居心地のいい温泉が近所にある方が羨ましすぎます。
思い思いの時間を過ごした後、仏生山温泉を出発。メンバーを高松駅に送り、香川旅はこれにて終了いたしました^^
私たちは阿波池田にもう一泊し翌日もたっぷり遊んだので、そのこともまたお伝えできればと思います!
阿波池田駅から高松駅までは1時間半ほど。阿波池田を9時に出発し、帰ってきたのは18時頃でした。うどん、公園、温泉を楽しんだ、大満喫の香川旅でした◎
ちなみにおすすめのうどん店を紹介してくれたのは、私の中学の同級生。このブログを書いていることを伝えると、旦那さんが香川出身なんだよ〜と連絡をくれました。美味しいうどん店を紹介してくれてありがとう!また教えてね!
少し足を伸ばすだけでいろんな場所に遊びに行けるのは本当に三好ならではの魅力なんだなぁと実感しています。その楽しさにハマりつつある私たち。
今度はどこに行こうか、ワクワク。
…と、遊んでばかりいるレポートをお伝えしましたが、あくまでも仕事終わりの楽しみの一環です 笑
引き続きメンバー一同制作に勤しみます!
【香川旅2】3軒目・山越うどん
さて、うどん旅もいよいよ最後の3軒目!山越(やまごえ)うどんにやってきました。
木の看板が味わい深くて素敵です。
こちらのお店にはずら〜っとたくさんの人が並んでいました。こんなに並ぶうどん屋さんがあるんだとびっくり。でも回転が早いので、思った以上に列は早く進みます。
山越うどんさんは釜上げうどんがおすすめとのこと。じゃあやっぱり釜たまかな〜とメニューを見ると、更に上を行く「釜上げ玉子山かけうどん」というのがあるではありませんか!これは!これを食べるしかない!というわけでメニューは早々に決定。
トッピングには、おあげ、ちくわ天、コロッケです。はあ〜しあわせ。
私が食べる前から大盛りにすればよかったと嘆いていると、「いま目の前にあるうどんを楽しんで!」と小田から激励をうけました。そうだ!私たちはこの取材で今を楽しむ大切さを知ったのだった!と自分に喝。というわけで目の前のうどんに全力を注ごうと気を取り直し、いただきます。
山越うどんさんのうどんはもちもちしていて、これまで食べた2軒とは全然違う食感です。かまたまに山かけというのがこれまた美味しい!おあげは頬張ると甘いおだしがじゅわっと口の中に広がります。ちくわ天はカリッ、アツアツ。
余談ですが、私の祖父は生きている頃に愛知でうどん屋を営んでおりました。祖父のつくるうどんももちもちした麺で、このうどんを食べながら懐かしい気持ちになりました。
…と、懐かしい気持ちに浸っているあいだに子どもにコロッケを全部食べられてしまいました!あああ〜泣
これにてうどん巡りは終了!このあと温泉へと向かいます。
【香川旅2】休憩・飯山総合運動公園体育館
2軒目で予想以上にお腹が膨れてしまった私たち。
いったんお腹を休ませるため、大人は編集会議を、子どもたちは公園で遊ぶことにしました。
ナビで近くの公園を探して向かった先は、飯山総合運動公園体育館という場所です。
こちらの公園はスポーツ施設がメインのようで、敷地が広く木々に覆われています。
大人は体育館ロビーにあるスペースを少しお借りし、編集会議。うどんパワーでいい感じにサクサク進みます。
子どもたちはちびっこ広場という場所を目指したのですが残念ながらたどり着かなかったようで、駐車場近くの丘のような場所で遊んでいました。
でも子どもたちにとってはどんな場所でも遊び場になるようで、大人たちと合流したあとはオリジナルルールでタイヤを使った遊びを楽しんでいました。
丘の上からの見晴らしは良く、周囲にはぐるりと桜の木が。春はとても気持ちのいいお花見スポットなんだろうなと思います^^
ちなみにちびっこ広場には子ども向けの大型遊具があり楽しそうです!
旅行中は子どもが思いきり遊ぶ機会が少なくなりがちなので、こういう場所でひと休みする機会をつくるのはいいなぁと実感。
頭と体を動かしてお腹が落ち着いてきたところで、いよいよ3軒目のうどん屋さんに出発です!
【香川旅2】2軒目・山下うどん
続きまして、2軒目は山下うどんへ!
山内うどんからは車で30分程で到着です。
どんなうどんだろうと期待高まる中、まず目に飛び込んできたのはおでん🍢
香川ではうどん屋さんでおでんが売っているのは普通のようで、最初に見かけたときはびっくりしました!
(その他に多くの店でいなり寿司や巻き寿司も売っていますが、炭水化物×炭水化物は関西方面の食文化なのでしょうか)
この後のために余力を残そうと思いつつ、ついついおでんに手が伸びてしまう…。
でもしみしみの大根を手に取ったとき、私の選択は間違ってなかったと確信。
うどんのメニューには「ぶっかけ」と「湯ぬき」の文字。
湯ぬきという聞き慣れない言葉に困惑するも、
ぶっかけは冷たい麺、湯ぬきはあったかい麺とのことでした。
ここではぶっかけに温かいおつゆ、そしてレンコンのてんぷらをチョイス。トッピングにレモンがあるのも嬉しいところ。
しかし、麺が出てきて一同に衝撃が走ります。
「め、麺の量がさっきより多い!」
なんの予備知識も持たないままうどん屋めぐりに出た私たちは、ひと玉の量がお店によって違うことを認識していませんでした…!量は1.5倍以上あるように見えます。
さっきの山内うどんでおかわりすべきではなかったか…。おでんを盛るべきではなかったか…。この後、あと一軒控えているけど大丈夫か…。
いろんな思いが交錯しますが、きっと大丈夫だと信じて、いただきます〜!
山下うどんのおつゆは色が濃いめ。ちょっと関東のうどんにも似ているかもしれません。
色は濃いめですが味は濃くなくツルツルいけます。しみしみおでんも一見味が濃そうに見えますがそんなことはなくあっさり目。味噌ダレをつけてちょうどよい味です。
おでんは子どもが半分以上パクパク食べてしまいました…!
予想以上にお腹がいっぱいになってしまった2軒目!
【香川旅2】1軒目・山内うどん
三好を朝9時前に出発し、 まずは山内うどんへ向かいます!
阿波池田駅からは35分くらいで到着です。
味のあるお店の佇まいに一同、高まる期待!
私たちは2回目ですが、やはりわくわくします!
山内うどんのメニューは「あつあつ」「ひやあつ」などなど多数。麺が熱いか冷たいか、おつゆが熱いか冷たいかで呼び方が変わります。
ひと玉の量は少なめで、おかわりして違う組み合わせを試してみるのも楽しいです。
私は今回はあつあつをチョイス。
トッピングはかしわ天にしました。
ここから全員、黙々と食します。
このメンバーは、美味しい時ほどしゃべりません 笑
山内うどんさんは麺がしっかりしていてコシがあり、おだしは上品でスッキリした美味しさ。
特におだしは雑味がなく、醤油とだしの美味しさがストレートに伝わってきておいしいなぁと思います。
飽きずに何度も食べたくなる味です。
大満足の一軒目!