千年ものがたり列車と大歩危駅
こんにちは。荒尾です。
先週、新年になってはじめて三好市へ。
去年の8月はじめて三好市を訪れてから、
8往復目になりました。
着いたのは大歩危駅。
ちょうど、観光列車の「四国まんなか千年ものがたり」が
この駅から出発するところでした。
この列車は、徳島県の大歩危駅と香川県の多度津駅を1日1往復する観光列車で、
旬のお料理が食べられたり、1号車・2号車・3号車のそれぞれの
インテリアのテーマも異なるそう。ぜひ、一度乗ってみたい。
大歩危駅では、
ホラ貝吹き隊のみなさんが、この列車をお見送り。
澄んだ空と渓谷に響く、ホラ貝の音が
非常に気持ちいい瞬間でした。
ここに来ると空気が美味しくて、
人があたたかく迎えてくれる。
実は、8往復もする中で徐々に発見が。
何度も帰る“ふるさと”のような拠点をつくることで、
生活のバランスがとりやすくなった、ということ。
私は、実家も祖父母もみな東京出身なので、
何度も帰る“ふるさと”という感覚が、ずっと分からずにいました。
旅行好きでもあるので、なるべく多くの場所に訪れたい、
という気持ちから、同じ場所に何度も訪れるなんて、
考えたこともなかった。
縁があって三好市と自宅の横浜市を往復することになって、
8往復もすると「今日ちょっと三好行って来る」感覚に。
ヘタしたら、電車一本で渋谷に行くよりも、
心理的に近い距離になっていることに驚いています。
そして、三好市に来ると、
「仕事はおいといて、はよご飯食べな!」と言ってくれるおばちゃんや、
「都会のストレスは不要なもん」と言う移住者の方々など。
普段の考え方や常識が、小さく思えてくる。